教育現場の現実

持続可能な教育現場を目指して

部活動って?

「にわとこ」です。

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今日から春季少年野球地区大会が始まります。

中体連主催の大会ではありません。

 

本校の野球部は、昨年の新人野球大会で

良い成績を残したので、

今回はシードされました。

そのため初日に試合は無く、練習日です。

 

この大会は、県大会に繋がります。

県大会で優勝すると、夏休みに開催される

関東大会への切符を得られます。

 

また、地区大会であっても上位に残れば、

6月の総合体育大会地区大会の

シードに繋がります。

とにかくできるだけ勝ち残ることが大切です。

 

勝ち残ると、この土日、そして春分の日まで

休みが無くなります。

休日の部活動指導分の

特別勤務手当2700円はもらえます。

何時間指導しても、3時間以上指導しても

金額は変わりません。

 

体力があり、家庭をまだ持たない

大学卒業したての教員にとっては

良い小遣い稼ぎにはなります。

 

国は、休日地域移行とはいっていますが、

全く進んでいません。

外部指導者が来てくださり、

技術的な指導をしてくださっていますし、

生徒も良くなついていて、

とてもありがたい存在です。

 

それでも、大会があれば、顧問は朝早くから、

試合は無くても、他の試合の審判はあります。

 

給料の優位性がない中で、

教員の善意に頼る部活動は、

そろそろ学校から切り離す必要があります。

 

そうしないと優秀な教員が集まりません。

教員がいなければ、学校教育そのものが

成り立ちません。