教育現場の現実

持続可能な教育現場を目指して

「1人1台端末」壊れる!

「にわとこ」です。

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文科省GIGAスクール構想で導入した

端末が壊れます。

児童や生徒の使い方が

悪いからかもしれません。

小学生や中学生ですから。

 

1クラス35人なので、

1学級あたり35台配置されました。

この中の1台は教師用です。

 

1学級35人ならば、教師用はありません。

予備機もありません。

児童や生徒が誤って落として壊してしまうと

代わりの端末はありません。

一時的に教師用を

貸し出すことはできます。

 

児童ならば、担任がほとんどの授業を

行うので、これでなんとかなります。

 

教科担任制の高学年から中学生は、

端末がない状態で授業に望みます。

授業のたびに端末がない理由を説明します。

生徒だってこんなことが続いたら、

授業の前に嫌になってしまいます。

 

端末の修理は高額です。

なぜなら部品のストックがないからです。

端末導入時に安価な端末を導入したので、

メーカーは保守部品を

たくさんストックしていません。

 

部品がないので、修理はできない。

または、なんとか部品を調達して修理するため

費用が高額になってしまいます。

 

同じ環境で授業は進められません。

中には端末使用をやめて、

黒板とチョークに戻る教師もいます。

 

将来的には、購入資金の一部を補助して

個人購入になるでしょう。

必要ならば、家庭で保険に入るように

なるでしょう。

 

iOS端末かブラウザの使えるPCを選択して

家庭で購入。

学校に持ち込むことになるでしょう。

「Bring own device」といいます。

 

自分の端末ならば、

少しは丁寧に扱い故障も減るでしょう。

また、壊れたら家庭の責任で

修理または新たな端末を購入する

あたりが無難ではないでしょうか。

 

支援の必要な家庭には、

購入資金を◯万円までは負担します

と税金の投入です。